冷蔵庫の中にしまっていたタッパーを開けたとき、「うっ…」と思わず顔をしかめた経験、ありませんか?
とくにカレーやキムチ、にんにく料理を入れたあとのタッパーは、いくら洗ってもなかなかニオイが取れないこともありますよね。
実はこのニオイ、きちんと対策をすればすっきり落とせるんです。
今回は、50代主婦の目線で、手軽にできるタッパーのニオイの取り方をまとめました。

どれも家にあるものでできるので、ぜひ試してみてくださいね♪
なぜタッパーはにおいやすいの?原因と付きやすい食材をチェック!

プラスチック製のタッパーはとっても便利だけど、ニオイが残りやすい素材でもあります。
タッパーは、ツルツルしている素材に見えますが、実は目に見えない小さな穴がたくさん開いています。

この小さな穴に匂い分子が入ってしまうのが主な原因です。
洗っても「なんとなく残ってる…」と感じるのは、このためです。
そして特に臭いがつきやすい食材は
- カレー、シチューなどのスパイス系
- キムチ、ニンニク料理
- 魚料理、海鮮系
- 玉ねぎ、ニラなど香味野菜
- トマト系の酸味のある料理
普通の食器用洗剤で洗っても臭いが取れないのは、洗剤では多孔質(小さな穴)の奥に入り込んだ臭い分子まで取り除けないからなんです。
でも大丈夫!正しい方法を知れば、しっかりと臭いを取ることができますよ。
家にあるもので解決!タッパーのにおいを取るおすすめ方法5選

カレーや臭いのキツイものを入れたタッパーをキレイに洗ったはずなのに、ニオイが残ってるってことありますよね。
そんなイヤーな臭いをキッチンにある身近な材料で、取ることができます。
ニオイをとるアイテムはいくつかあるので、ぜひ試してみてくださいね。
重曹or米のとぎ汁でつけ置き!においもスッキリ
重曹は、ニオイ取りの定番アイテム!
重曹は弱アルカリ性が、臭いの原因となる酸性の汚れを中和してくれるため、特に油分の多い料理やトマト系の臭いに効果的です。
- タッパーにぬるま湯を入れ、大さじ1の重曹を加える
- 1時間ほど置いてから、スポンジで洗い流す
- 油汚れにも強く、ニオイのもとをスッキリ分解してくれます。

そして、お米のとぎ汁も臭いを吸着する性質があります。
お米をよく食べるご家庭の場合、タッパーにとぎ汁を一晩ぐらいつけてみてください。
つけた後は、洗ってしっかり乾燥させましょう。
お酢でにおいも菌もスッキリ除去
お酢もニオイを取るときの強い味方です。
魚や肉に臭い、発酵食品の臭いに特に効果的です。
- 水とお酢を1:1で混ぜて、タッパーに入れる
- フタをして軽く振り、10~30分ほど放置し、水でよくすすぐ
ニオイだけでなく、除菌効果もあるので一石二鳥♪

酢の臭いが気になる場合は、最後に水で念入りにすすいでください。
塩でこすってサッと消臭!簡単ケア法
塩には水分を吸収する性質と、軽い研磨効果があります。
- タッパーに塩を入れ、内側全体にもみこむ
- 5~10分ほど放置し、水でよくすすぐ
塩もみすることで、表面の汚れや臭いを物理的に除去できます。

レモン汁を加えると、さらに効果がアップします。
コーヒーかす&お茶がらでにおいを吸着!再利用でエコ消臭
使い終わったコーヒーかすや緑茶の出がらしも、消臭アイテムとして使えます。
- タッパーに乾燥させたコーヒーかすを入れてフタをして一晩置く
- お茶がらでも同じようにOK!

魚やお肉などのタンパク質や脂質の臭いを取るのに効果的です。
天日干しでにおい撃退!自然の味方に
洗ったタッパーを、天気のいい日に外に出して天日干しするのも効果的。
- フタを外して乾かす
- 紫外線がニオイの原因を分解!

上記の方法と組み合わせると効果的ですよ。
「乾燥機よりも、自然の力でスッキリした!」という声も多いんですよ。
ニオイを防ぐ!日常でできるちょっとした工夫

ニオイが付いてしまう前に、予防することも大切です。
- 匂いの強いものはガラス容器に入れる
- 使用後はすぐに洗う&乾燥させる
- 食材の下にクッキングシートを敷く
- 「ニオイ専用タッパー」を決めて使い分ける

ちょっとしたことで、タッパーを長持ちさせられますよ♪
ニオイがつきにくい!おすすめ保存容器3選

「どうしてもタッパーのニオイが取れない…」と感じたときは、保存容器そのものを見直すのもひとつの手です。
ニオイがつきにくい素材や構造の保存容器を選べば、毎日のキッチン作業がさらに快適になります!
ここでは、主婦の目線で「これなら使いやすい!」と思える、おすすめの保存容器をご紹介します。
✔ ガラス製保存容器
ニオイが強いものを保存する場合、ガラス製の保存容器が断然おすすめです。
- 食材のニオイが染み込まない
- カレーやキムチなど、ニオイが強い料理でも安心
- 電子レンジ・オーブンに対応する耐熱タイプが便利電子レンジ&オーブンOK
- ニオイ・色移りなしでスッキリ!
特に【iwaki(イワキ)】や【パイレックス】の耐熱ガラス容器は、使い勝手抜群で大人気。
フタをしたままレンジ加熱ができるタイプもあるので、時短調理にもぴったりです。

✔ 抗菌素材のタッパー
軽量で割れにくく、取り扱いのしやすさを重視するなら、抗菌加工されたプラスチックタッパーがおすすめです。
抗菌素材のタッパーは、菌の増殖を抑える働きがあります。
菌の増殖によるニオイは抑えられますが、ガラス容器ほどニオイがつきにくいわけではありません。
ニオイの弱いものや、短時間の場合に使うと良いですね。
最近では、Ag+(銀イオン)配合の抗菌素材を使用したタイプも登場しており、フタのパッキン部分もしっかり清潔に保てるのがポイントです。

✔ ホーローの容器
クラシカルなデザインと機能性を兼ね備えたホーロー容器も、ニオイが付きにくいおすすめの選択肢です。
- 熱を均一に伝え保温性が高い。
- 表面が滑らかでニオイが染み込みにくく洗いやすい。
- クラシカルでおしゃれなデザインが多い
- 保存容器だけでなく、調理器具やお弁当箱として使ってもGOOD!
特に、【老舗メーカーのホーロー製容器】は、耐久性やデザイン性とともに高く評価されています。

暖かい料理をそのまま入れておいても、自然にニオイが残りにくいため、毎日の料理に大活躍です。
選ぶときのポイントまとめ
ポイント | 理由 |
---|---|
ガラス製 or 抗菌プラ | ニオイが染み込みにくく、清潔さを保ちやすい |
ホーロー容器 | 保温性と耐久性が高く、デザインもおしゃれでニオイが付きにくい |
フタの密閉力 | ニオイ漏れや吸着を防ぐため、しっかり密閉できるものを選ぶことが重要 |
電子レンジ・食洗機対応 | お手入れがラクで、日常使いに便利 |
もし、使っているタッパーのニオイに悩まされているなら、
「ニオイがつかない保存容器」への切り替えは、日々の食事作りのストレスを大きく減らしてくれます。
ガラス製や抗菌プラスチックに加え、温かみのあるホーロー容器もぜひご検討くださいね!

用途に合わせて使い分けると、ストレスも減ります♪
まとめ

タッパーのニオイが取れないと思うのは、誰もが一度は経験する悩みですよね。
でも、重曹やお酢、天日干しなど、家にあるものでしっかり対策できます。
さらに、においがつきにくい保存容器を選んだり、普段のちょっとした工夫を取り入れることで、ストレスなく快適に使い続けられますよ。
ぜひ今日から、試しやすい方法からひとつ実践して、タッパーのにおい悩みをスッキリ解消してみてくださいね♪
ぜひ今日から、タッパーのニオイ対策を始めてみてください!