新しく家を建てたときや賃貸契約をしたときに「火災保険」に入らなくてはいけないことが多いですよね。
「火災保険」なので火災のときに使う保険なのかなって思っている方も多いと思います。
しかし、実は「火災保険」っていろいろな補償をしてくれる保険なのです。
それに自動車保険と違って、保険を使っても保険料があがることはないんです!!
ここでは火災保険でカバーできる損害は何か、火災保険の使い方、簡単に保険が適用できるか分かる方法を紹介します。
火災保険って火事だけじゃない?!どんなときに使える?
なんとなく入っている火災保険。
私もあまり深く考えずに加入していました。
しかし大事な住まい、あなたの火災保険の内容をしっかり確認してみましょう。
火災保険の補償対象は「建物」と「家財」がある
火災保険の補償対象には「建物」と「家財」があります。
- 「建物」
建物本体・門・車庫・物置など - 「家財」
机・ソファー・家電・タンス・衣類など - 「建物」+「家財」
両方 自動車やバイクは対象外
家財とは動かすことのできるものが対象です。
動かすことのできないエアコンなどは家財ではなく、建物の分類になります。
パソコンは家財の対象ですが、中のデーターは対象外なので気を付けましょう。
火事の場合など、家財道具は燃えていなくても消火のための水がかかるため、ほとんど使えなくなってしまいます。
「建物」と「家財」両方入っている方が安心ですね。
火災保険の補償ってどんなとき?自然災害でも受けられる
あなたが加入している火災保険はどんな時に保障してもらえるのでしょうか?
火災保険の補償範囲は火災・風害・水害・落雷・雪害・雹害・爆発・水漏れ・落下・衝突・盗難・争議などです。
しかし、すべての災害や損害が加入している保険内容に含まれているとは限らないので確認しましょう。
私は家を建て初めに入った火災保険には水害を入れていませんでした。
しかし近くの用水路がゲリラ豪雨であふれるのを見て火災保険を見直し水害も追加しました。
その後2019年の東日本台風19号のとき床上浸水し火災保険で助かりました。
本当に水害を追加しておいて良かったと思いました。
火災保険の補償範囲はどうする?生活環境を考えて
「火災保険」は補償対象が増えれば安心ですが、そのぶん保険金も高額になります。
ご自宅の環境など考慮して選ぶと良いですよ♪
最近はどこでも豪雨にあう恐れがあるので怖いですよね。
「火災保険」は地震や火山噴火の場合は対象外。
地震のときの保険「地震保険」は単体では加入できません。
地震による損害は、火災保険にプラスして地震保険に加入するかたちになります。
地震保険は火災保険の補償と少し違うので、ご自宅のリスクを良く考えて検討しましょう。
条件がある?火災保険の注意点
火災保険がおりるには条件があります。
火災保険は災害や損害のときの保険なので、経年劣化や老朽化した場合は対象になりません。
水害の場合には条件があり、注意が必要です。
水害の場合、床上浸水・全体の30%以上の被害・地盤面から45㎝以上などの条件があります。
保険会社によって多少の違いがあるので確認しましょう。
それと、水害では地震による津波の被害は補償対象外です。
津波での備えは「地震保険」になります。
火災保険に加入するとき、「免責金額」が設定されます。
「免責金額」とは損害がおきたときの自己負担額。
もらえる損害保険金から、「免責金額」を引いた金額が実際に振り込まれます。
「免責金額」は0円に設定することもできますが、その分支払う保険料が高くなるので良く検討しましょう。
隣の家の火事が燃え移ったら補償してもらえるの?
隣の家が火事になった場合、自分の家にも被害が及ぶこともあります。
その場合、重大な過失がなければ隣の家に賠償責任はないのです。
「失火責任法」という法律があり、隣の家の火事が自宅に燃え移ったとしても損害賠償請求はできません。
もしあなたが火災保険に入っていない場合は、隣の家の火事が燃え移っても再建するお金は入ってこないのです。
火災保険に入っている場合は、あなたの火災保険で再建できます。
火災保険の使い方はまず連絡そして書類や写真をそろえる
火事や災害にあってしまい、火災保険を申請しようと思う時どのようにしたら良いでしょうか?
何からしたらいいか迷ってしまいますよね。
ここからは、火災保険の申請について解説していきます。
火災保険を申請するときの流れ
火災保険を申請するときの流れを簡単に説明します。
まずは火災保険の証書を用意しましょう。
まずは保険会社に連絡します。
被害内容や保険会社によって必要書類は変わる場合があるので良く確認しましょう。
片づけをする前に被害にあったときの写真を撮っておくのがおススメですよ。
片づけをしてからだと被害状況が良く分からなくなってしまいます。
住宅の損害を鑑定する専門家の人が確認・調査に来ますが、すぐに来るとは限りません。
片づけをしていても被害当時の写真があれば、鑑定人に被害状況を分かってもらえます。
被害箇所の修理工事見積もりは実績ある会社が良い
リフォーム会社や工務店にお願いして、修理工事の見積もりを出してもらいます。
修理をお願いする会社が火災保険の見積もりを出す実績があると、話がスムーズになるでしょう。
保険会社に提出する見積書は、分かりやすく丁寧に書いてある方が審査は通りやすいですからね。
保険が適用されるのは、今までのとおりに戻す目的での修理工事になります。
今まで以上の豪華なものにするための見積もりだと保険金は出なくなってしまいますよ。
保険金の請求は事故発生から3年までです。
火災保険を正しく使う簡単な方法
火災保険の使い方は、なんとなくでも分かったかと思います。
見てわかる火事や床上浸水したときなどは火災保険が使えると分かります。
しかし、そのほかは保険が使えるのかちょっと分かりづらいですよね。
屋根や雨どいは被害にあっていてもなかなか自分では気が付きませんよね。
そんなとき自分の火災保険が適用されるのか、確認してくれる便利なサポートセンターがあるのです。
火災保険申請事務局申請自体はあなたがしなくてはいけません。
しかしサポートがあれば簡単、安心して申請することができますよね。
サポート業者の「火災保険申請事務局」では完全成果報酬なので、調査、見積り、キャンセル料もかかりません。
保険金が下りたときのみ、手数料30%+税がかかります。
保険金が出なかったときには、料金がかからないのは本当に安心です。
せっかく加入している火災保険、簡単、便利に申請サポートを使ってみるのもおススメですよ♪
まとめ
火災保険は火事以外の災害でも使うことができます。
最近は大型台風やゲリラ豪雨、線状降水帯など、いつ被害にあってもおかしくない状況です。
家事や水害、盗難など被害は想像以上につらく大変です。
あなたの加入している火災保険をしっかり確認して、サポートを受けられるようにしてくださいね。
火災保険申請サポート
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