フライパンを選ぶときどれにする?フッ素加工・鉄・ステンレスの違い

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生活
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フライパン選びに困っていませんか?

フライパンは料理に欠かせない道具ですが、どれを選べばいいか迷ってしまうことも多いですよね。

フッ素加工されているアルミ、鉄、ステンレスという選択肢がありますが、結局どれが良いのか分からない。

フッ素加工は体に悪いって聞いたことがあるから不安。

そんな悩みを簡単に分かりやすくまとめてみました。

フライパンにはそれぞれにメリットとデメリットがあります。

あなたの目的や好みなどで最適なフライパンが選べるよう紹介していきます。

フライパン選びの基礎知識!素材の違い

フライパンの素材には主に3つの種類があります。

アルミニウム・鉄・ステンレス。

アルミニウムのフライパンにはコーティングされているものがほとんどです。

ここではそれぞれのフライパンの特徴やメリットデメリットをみていきましょう。

フッ素加工してあるフライパンは安全で使いやすい

テフロン加工やフッ素加工のものがアルミのフライパンですね。

ちなみにテフロン加工とはフッ素加工のひとつでアメリカの会社ケマーズ社の商標登録です。

テフロンとフッ素加工は同じと考えて大丈夫ですよ。

マーブルコートやダイヤモンドコートなどと書かれているものもありますが、フッ素加工に加えてそれぞれの素材を加えてコーティングしているものです。

フッ素加工フライパンは危なくない!!使いやすさは抜群

テフロンやフッ素加工は危ないとか体に悪いと聞いたことがあると思います。

しかし、フッ素加工のフライパンは基本的には問題なく安全です。

どうして体に悪いなどと言われているのかというと「有毒ガスが発生する」「PFOAが使用されていた」からです。

フッ素加工のフライパンは350度を超えると有毒ガスが発生する危険があります。

ですが家庭で使用するときは、それほど高い温度で調理はしないので問題ありません。

空焚きをすると表面温度が上がってしまうので注意しましょう!!

PFOAとはテフロン合成の添加剤として使われていた物質です。

製造過程で環境汚染や人体への影響、発がん性が懸念されていました。

しかし2021年には法律で製造・輸入が禁止になっているので現在のフッ素加工フライパンには使われていないので安心です。

フッ素加工フライパンのメリットデメリット

フッ素加工フライパンは、誰もが一度は使ったことがあるでしょう。

ここからはフッ素加工フライパンのメリットデメリットを改めて見てみましょう。

フッ素加工フライパンのメリット
  • 焦げ付かない
  • 軽量
  • 油を多く使わなくてもよい
  • 汚れが落としやすい
フッ素加工フライパンのデメリット
  • 傷つきやすい
  • 耐久性がやや低い
  • 高温に弱い

フッ素加工のフライパンは食材がくっつくことがなく、汚れも簡単に落とせます。

油も少量ですむのでヘルシーな料理を作るのに嬉しいですよね。

しかし傷が付くとコーティングが剥がれやすくなってしまうので金属ヘラは使えません。

そしてフッ素加工のフライパンはどうしても劣化してきてしまい買い替える必要があります。

使いやすいので毎日使っていると結構早く劣化してしまいますよね。

鉄のフライパンを使えば鉄分も補給できちゃう

鉄のフライパンは、料理好きなら一度は試してみたいアイテムです。

チャーハンを美味しく鉄のフライパンで作ってみたいですよね。

鉄フライパンのメリット
  • 高温で素早く調理できる
  • そのままオーブンに入れられる
  • 丈夫で長く使える
  • 調理のとき一緒に鉄分が取れる
鉄フライパンのデメリット
  • 重い
  • 手入れが面倒
  • 慣れないうちは食材がくっつく
  • 油を多く使う

鉄のフライパンは強火でガンガン調理でき、金属ヘラを使ってもへっちゃらです。

おまけにフライパンからの鉄分が一緒に取れるので鉄分不足の方にはおすすめ!!

鉄のフライパンは長く育てていくフライパンとも言われています。

使っていくほど油がなじみ、使いやすく味わいも出て愛着もわくフライパンになるのです。

しかし、そこまで行くのは大変。

私は鉄のフライパンを育てられませんでした。

鉄のフライパンを育てるには使い始めから毎日のお手入れも必要になります。

鉄のフライパンは初めて使うときに、焼き入れ、油ならしの作業が必要です。

そして使ったらすぐに洗って乾かし、油をぬらなくてはいけません。

それをしないとサビてしまいます。

鉄のフライパンを洗うときは洗剤を使ってはいけません。

今まで使っていたフッ素加工のフライパンと扱いが違い過ぎて使いこなせませんでした。

だけど一生使える愛着のある鉄のフライパンって憧れますよね♪

ステンレスフライパンはおしゃれで長持ち

ステンレスのフライパンはすべてステンレスではなく、間にアルミニウムが挟んであるものが多いです。

熱伝導率の高いアルミニウムと保温性の高いステンレスを組み合わせているのでステンレスだけよりも効率的です。

ステンレスフライパンのメリット
  • サビにくく耐久性がある
  • 汚れが落ちやすい
  • 予熱だけでも調理できる
  • 見た目が美しい
ステンレスフライパンのデメリット
  • 重い
  • 予熱をしっかりしてから調理する
  • 食材がくっつきやすい
  • 価格が高め

ステンレスのフライパンはなんて言ったって、見た目がおしゃれで美しい!!

そしてメンテナンスが楽なのも魅力です。

鉄と違って洗う時は洗剤を付けてゴシゴシ洗ってOK。

テフロンと違って使ってすぐに水に浸けても大丈夫。

しかし鉄と同じでやっぱり重い。

多重構造になっているものがほんどなので、重量は重くなってしまいます。

重いのってIHだからフライパンを振ることがないので大丈夫と思っても、お皿によそうときに手がプルプルしちゃいます。

大きめのサイズだと片手で持つのが辛いです。

そして予熱をしっかりして、油も多めに入れないといけません。

フライパンは用途によって使い分け

フライパンにはそれぞれ特徴があります。

お料理の好きな方、得意な方は料理によってフライパンを使い分けるのがおすすめです。

アイリスオーヤマなら、フライパンもいろいろな種類があるので見てみてくださいね。

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ステンレスフライパンは焼く・蒸す・煮込む

ステンレスフライパンはステーキなど焼き色をしっかり付けるのに最適。

保温性が高いので煮込み料理もおいしくできますよ。

私はブロッコリーを調理するときに使っています。

ステンレスフライパンは密閉できるので茹でずに少量の水かお酒を入れて蒸すような感じです。

お湯を沸かさず余熱で火が通るので時短にもなります。

チャーハンや卵料理は慣れないうちは、くっついてしまうので、あまり向いていないですね。

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鉄のフライパンは強火で勝負

鉄のフライパンは火力が強くサッと炒める野菜炒めやチャーハンに向いています。

強火で調理するのが基本なので家庭で使う場合、サイズは小さめの方がいいでしょう。

使うほどに馴染んでいくので毎日どんどん使うのにおすすめです。

使い始めの処理と使い終わってから「水分を飛ばす」「油を塗る」は忘れないようにしましょうね。

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フッ素加工フライパンは使い勝手が最高

フッ素加工フライパンは忙しい毎日の食事作りに最適です。

予熱をしっかりする必要はなく、洗う時もサッと洗えます。

使いたいときにすぐに使えるのは本当に助かりますよね。

しかし劣化しやすいので長くは使えません。

フッ素加工フライパンは温度の急激な変化に弱いです。

少しでも劣化を防ぐために強火で調理するのは控え、フライパンが熱いうちに冷たい水に浸したりするのはやめましょう。

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まとめ

フライパン選びは悩ましいものですが好みや調理の目的、そして予算によって最適なフライパンを見つけてください。

フッ素加工のフライパンは使いやすく、鉄のフライパンは体や環境にやさしい魅力があり、ステンレスフライパンは耐久性とメンテナンスのしやすさが魅力的です。

ぜひ、あなたにぴったりのフライパンを見つけて、美味しい料理の世界を楽しみましょう!

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