「最近、電気代が高くなったなぁ…」そんなふうに感じたことはありませんか?
その背景には、燃料費の高騰や円安、電力会社の料金見直しなど、さまざまな要因が重なっています。
でも、寒い冬や暑い夏に「節電のためにエアコンをガマン」なんて…正直ツライですよね。
実は、電気代は“ほんの少しの工夫”で、しっかり節約できるんです!
今回は、家族の快適さはそのままに、ムリなくできる「ゆる節電」の方法を、主婦目線でご紹介します。
実際に我が家で試して効果を感じた、節電グッズもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 電気代が上がっている理由と背景
- 50代主婦に節電が必要な理由
- 無理せず続けられる「ゆる節電」のやり方
- 節電に効果的なおすすめグッズ
- 家庭に合った節電アイテムの選び方
電気代の値上がりと将来への備えに「ゆる節電」

「最近、電気代が高くなったなあ…」と感じていませんか?
かつては気にならなかった金額が、ここ数年でジワジワと家計にのしかかってきています。
今回は、**なぜ今“節電”が必要なのか?**そして、**50代主婦にぴったりな「ゆる節電」**についてお話します。
【電気代の値上がりが止まらない】50代主婦が今すぐ節電を始めるべき理由
実は、私たちが毎月支払っている電気代は、ここ数年で大きく変わってきました。
その理由は…
- 電気の原材料である燃料費の高騰(石炭・LNG・原油など)
- 円安による輸入コストの上昇
- 電力会社による料金の見直し
など、さまざまな要因が重なって、数年前に比べて数千円以上の差が出ることも珍しくありません。
特にエアコンをよく使う夏・冬は、「えっ!? 先月よりこんなに高いの!?」と驚くことも多いですよね。
50代は節約のターニングポイント!電気代の見直しで将来に備える
50代は、これから先のライフプランを考える上でも家計を立て直す大事なタイミングです。
- 夫の定年・再雇用・年金の準備
- 子どもの独立や教育費の終了
- 医療・介護・住宅修繕費などの将来的な出費

こうした節目の時期に、今から「ムリなく節約できるポイント=電気代の見直し」に取り組むことで、将来への備えにもなります。
電気代は、毎月・自動的に発生する固定費。
ここをうまく節電できれば、1年間で数千円から数万円もの節約につながることも期待できます!
【ムリなく続けられる】50代におすすめの「ゆる節電」アイデアとは?
「節電って、エアコンを我慢したり、暗い部屋で生活すること?」そんなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
50代からの節電は、“ムリなく・ラクに・心地よく”できる方法を選ぶのがコツ。
- テレビを見ない時は、主電源をOFFにする
- エアコンの設定温度を1℃だけ調整
- 冷蔵庫の庫内を整理して見やすくする
- LED電球に交換する
- 節電タップで待機電力をカット
どれも「生活の質を下げずに、ちょっと意識するだけ」でできるものばかり。
そしてうれしいのは、「電気代が減った」という実感が目に見えて得られること。
それがモチベーションになって、自然と節電が習慣になります。
節電=“ガマン”ではなく、“知恵と工夫”で快適な暮らしへ
私も以前は、節電と聞くと「節約のために何かをガマンしなきゃ…」というイメージがありました。

でも今は、「賢く暮らすためのちょっとした工夫」だと考えるようになりました。
電気代が減ると、気持ちにもゆとりが生まれて、結果的に家族も笑顔になります。
- 電気代は、確実に上昇傾向にある
- 50代はライフスタイルの転換期。固定費の見直しが大事
- ゆるく、ラクにできる節電なら続けられる
- 節電グッズをうまく使えば、“がまんゼロ”でもOK!
今すぐに全部やる必要はありません。
まずは「これならできそう」と思える節電ワザから、ひとつだけでも始めてみてくださいね。
意外な盲点!家電の「待機電力」を節約する簡単テクとおすすめグッズ

テレビ、電子レンジ、炊飯器…電源を切ってもコンセントに差しっぱなしの家電、意外と多いですよね。
実はこの「待機電力」、家庭の電気代の約5~10%を占めていると言われています。
使っていないときも、ちょっとずつ電気を消費しているんです。
- 長時間使わない家電のコンセントは抜く
- 充電器などもこまめにOFF
- スイッチ付きの節電タップに変えるとラク
テレビや炊飯器など、つねに使っているわけではないものは、コンセントを抜くようにしましょう。
録画予約やタイマー機能を使う場合などは、注意してくださいね。
コンセントを抜くのは面倒… 節電タップで“パチッ”と解決!
節電のためにコンセントをこまめに抜くっていうのは、わかりますよね。

だけど、コンセントの抜き差しって意外とめんどうですよね。
そこで、おすすめなのが節電タップ!

電源タップならば、パチッと押すだけなので全く苦になりません。
この節電タップなら、個別に電源のON/OFFができるので、使わない機器の待機電力をこまめにカットできます。

スイッチが光るので、暗い場所でも分かりやすくて便利です。
我が家ではスイッチ付きの電源タップに変えたことで、「寝ている間のムダな電力」が減り、月々200~500円前後の節約になっています。
▼パソコンやテレビ周りでたくさん使いたい場合はこちらがおすすめです!

コンパクトなのに、10個もタップ口がありマグネットもついているので、スチール製の机などにもくっついて邪魔にならず便利ですよ。
電源の切り忘れが不安な人に!スマホで操作できるスマートプラグ
出かけた後に“あっ、テレビの電源切り忘れたかも…”と気づいて焦ったこと、ありませんか?
50代にもなると物忘れも増えてきて、電源の消し忘れは“あるある”ですよね。
私も以前、炊飯器や加湿器をうっかりつけっぱなしにしてしまって、電気代の明細を見てガックリ…なんてことがありました。

そんな時に便利なのが、「スマートプラグ」というアイテム。
これ、家電とコンセントの間に挟むだけで、スマホから電源のオン・オフができるんです!
他にも便利な機能が付いています。
- 毎日決まった時間に自動でオン・オフできる「タイマー機能」つき
- 設定時間経過で自動的に電源OFFにできる「オートオフ機能」搭載
- 電力使用量がグラフで確認できるので、ムダ遣いの可視化が可能
外出先からでもアプリひとつで操作できるから、「消し忘れたかも…」の不安がなくなりますよ。
さらに、電気使用量がグラフで見えるから、無駄遣いが一目瞭然。

電気代が“数字で見える”と、節約のやる気が出ますよ♪
最近では【SwitchBot スマートプラグ】のように操作が簡単で、初期設定も5分以内でできちゃうモデルが人気です。
アプリの画面も直感的なので、機械がニガテな方でも安心ですよ。
▼うっかり家電の電源を切り忘れてしまう方におすすめの「スマートプラグ」はこちら↓

冷蔵庫は入れすぎNG!電気代を抑える収納&使い方のコツ

冷蔵庫は、電気代の中でも意外と大きなウエイトを占める家電です。
ついまとめ買いをして、冷蔵庫の中がパンパンになっていませんか?
- 冷蔵庫の中身は「7割程度」、冷凍庫は「9割程度」が理想
- 冷蔵庫の横や上に物を置かない
- 冷蔵庫のドアの開閉回数を減らす
- よく使う食材は取り出しやすい位置に
- 設定温度は「夏:強→中」「冬:中→弱」に見直すのも効果的
私も以前は“冷蔵庫は詰め込むほど得”だと思っていましたが、むしろ逆効果。
冷気は食材の間を通って全体に行き渡る仕組みなので、ギュウギュウに詰め込むと冷えにくくなり、余計に電力を使ってしまいます。
それと、冷蔵庫の横にプリントなどをぺたぺた貼っていませんか?

冷蔵庫の横は冷蔵庫内を冷やすために、側面から熱を逃がしているので、あまり紙など貼らないほうが節電につながります。
冷蔵庫は電気をつけっぱなしなので、使い方を見直すだけで電気代が毎月数百円変わりました。
冷蔵庫カーテン、実際どう?試してわかった意外なデメリット
冷蔵庫って、ついつい何度も開け閉めしちゃいませんか?

でもそのたびに庫内の温度が上がって、また冷やすのに電気を使ってしまい、ちょっと気になりますよね。
そこで見つけたのが、“冷蔵庫用カーテン”という節電アイテム。
冷気が逃げにくくなって電気代の節約になるとか!これは良さそう、と思って100円ショップで買ってみました。
さっそく取り付けてみたんですが…
たしかに冷気はカットできそうだけど、中の食材が見えづらくて、出し入れがしにくい!

結局、冷蔵庫用カーテンは外してしまいました💦
面倒くさがりのわたしには、収納トレーなど“冷気を逃がさない”ようにしたほうが合っていました。
それに冷蔵庫用カーテンを付けてしまうと、ドアポケットのほうに冷気が回らないので、メーカーでは推薦していませんでした。
食材の取り出しがスムーズに!冷蔵庫整理に便利な収納トレー
冷蔵庫の節電で、中のものを把握し、どこに何があるかひと目でわかるようにしておくのは重要です。
だけど、冷蔵庫の中って積んでしまうと見えずらいし、取り出しにくいですよね。

ニトリの収納トレーを伝えば、デッドスペースを有効活用できます!
空いているスペースに物が置けて、透明なので一目瞭然!
▼冷蔵庫の中を整理してすばやくものを取り出せるようにするのに便利なグッズはこちら↓

このトレーは本当に便利!
引出しみたいになっているから、他のものをどかして取るなんてことをしなくてもいいので、ササっと出し入れできちゃいます♪
冷房費の節約にはコレ!エアコン+扇風機で快適&省エネ

エアコンはとても便利ですが、電力消費も多め。設定温度を1℃変えるだけで、電気代に大きな差が出るって知っていますか?
環境省によると、節電の目安は**冷房は28℃、暖房は20℃**そうです。
外気温度31℃の時、冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日:エアコン2.2kW)年間で電気代約940円の節約になるんです。引用:経済産業省ポータルサイトより
「そんなに高く(低く)して大丈夫?」と心配になりますが、サーキュレーターや扇風機を併用すると空気が循環して、快適さはそのままに節電が可能です。
- 冷房28℃+サーキュレーターで体感温度を下げる
- フィルター掃除も忘れずに(月2回程度)
- 窓の断熱対策も一緒に行うとより効果的
私は昨年の夏から「エアコン28℃+サーキュレーター」の組み合わせを試したところ、部屋の温度の下がり具合が全然違いました!
リビングに置く場合、サーキュレーターだと、ちょっと…。
最近は、デザインもおしゃれで、リビングに置いてもインテリアの雰囲気を損なわず、使えるものも増えています。
▼リビングなどで使うサーキュレーターをお探しのかたは、扇風機としても、サーキュレーターとしても使えるこちらがおすすめです↓

扇風機にしようか、サーキュレーターにしようか迷っている方にも、おすすめです。
【西日対策に効果◎】断熱シートで部屋の暑さ&電気代をダウン!

暑さの原因は「部屋の中」だけじゃないんです。
実は、外からの熱がじわじわと入り込んでいるのが大きな要因。

わが家では、二階の出窓からの西日がとても強くて、夕方になると部屋がムワッと暑くなってしまうのが悩みでした。
そんな中で見つけたのが、「カーテンに取り付けるタイプの断熱シート」。
- カーテンに取り付けるだけの簡単設置
- 冬の寒さ・夏の暑さを和らげ、冷暖房効率がアップ
窓ガラス全体に貼るタイプよりも手軽で、今あるカーテンにサッと取り付けるだけで使えるのが魅力です。

実際に取り付けてみると、夕方の暑さがかなり和らぎ、冷房の効きもよくなった気がします。
「貼る手間がちょっと…」という方にも、このタイプは始めやすいですよ。
断熱シートを活用すれば、エアコンの設定温度を少し高くしても快適に過ごせるようになるので、夏の節電対策としてとってもおすすめです!
たった1つの交換で節電に!LED電球は家計の強い味方

「電気代、少しでも抑えたい…」
そんなときに手軽にできる節電対策のひとつが、電球をLEDに交換することです。
たとえば、54Wの白熱電球から7.5Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)した場合、年間約2800円の節約になります。引用:経済産業省ポータルサイトより
- 寿命が長い(約40,000時間)ので、交換の手間が激減
- 熱を持ちにくいので、夏場の室温上昇も抑えられる
- 最近はデザイン性の高いLED電球も増えていて、インテリアにもなじみやすい
そして、なんと言っても電球を交換する頻度も少なくなるのもポイントです!

わが家でも、リビングや廊下の白熱電球をLEDに変えてみたところ、電気代がグッと下がった実感がありました。
以前はLED電球の値段は高いイメージでしたが、最近は種類も多くお手頃価格になっていますよ。
▼人感センサー付きのLED電球もあるので、さらに節電になります。↓

トイレ・洗面所・玄関など「こまめに点け消しする場所」から交換するといいですよ!
まだある!暮らしの中で見直せる小さな節電ポイント

- 洗濯はまとめて一度に
→ 少ない量を何度も洗うと、電気も水もムダ遣い。 - 温水便座の設定温度も見直す
→ 必要ない時期は「OFF」に。 - 炊飯器の保温時間を短くする
→ タイマーで炊飯時間を調整、食べ終えたらすぐ冷凍も◎
あなたに合う節電グッズは?タイプ別おすすめ早見表

節電グッズを使えば、簡単に節電することができます。
それぞれどんな家庭・人におすすめか、表にまとめてみました!
グッズ名 | こんな人におすすめ |
---|---|
節電タップ | 家電をよく使うご家庭/待機電力が気になる人 |
スマートプラグ | ITに抵抗がなく、無駄を数字で管理したい人 |
冷蔵庫用収納ラック | 冷蔵庫の開閉が多い家庭/庫内を整理したい人 |
断熱シート | 外からの熱や寒気が気になる過程 |
LED電球 | 電球の交換が面倒/家中に照明が多い人 |
何からそろえればいいか迷っている方は、参考にしてみてください。
まとめ

50代はライフスタイルが大きく変わるタイミング。
固定費の「電気代」をゆるっと見直すことで、将来の安心にもつながります。
今回ご紹介したアイテムやアイデアは、どれもがまんせずに取り入れられるものばかり。
節電タップやスマートプラグ、LED電球など、ほんの少しの工夫や道具の導入だけで、月々の電気代がグッと変わるかもしれません。
節電タップやLED電球のような小さな工夫も、積み重ねることで大きな効果が期待できます。
最初からすべてやる必要はありません。
まずは「これならできそう」と思えるものから、あなたのペースで、ゆるっと始めてみてくださいね。