50代になると毎日の家事が「しんどいな…」と感じることありませんか？
以前は平気だった作業でも、体力や集中力の変化から、疲れやすさを感じるのは自然なことです。
体力のおとろえや、腰や肩の疲れ、家族の生活リズムの変化など、理由はさまざま。
若い頃と同じやり方を続ける必要はありません。
50代は、これまでの生活を一度見直し、自分に合った「心地よい暮らし方」を見つける絶好のチャンス。
この記事では、「がんばる家事」から「楽しむ家事」へとシフトするための3つのヒントをご紹介します。
少しの工夫で、毎日がグッとラクになるはずですよ。
- 50代の家事がしんどいと感じる理由
- 心の負担を軽くする「ゆる家事」の考え方
- 家事を劇的にラクにする便利なアイテム
- 一人で抱え込まないための家族とのコミュニケーション方法
50代になると家事がしんどくなる理由
年齢を重ねると、体力や筋力が少しずつ低下します。
特に腰や肩、膝への負担は若いころより感じやすくなりますよね。
また、子どもが独立したり、夫の生活リズムが変わったりすると、家事のタイミングも変わり、無理をしてしまうことも。
若いころと同じやり方では、どうしても疲れやすくなるのです。
しんどい家事をラクにする「暮らしかた見直し」
いつもやっている家事だけど、50代になってから、しんどく感じることが多くなってきました。
更年期の年頃になると、こころも体も少しずつ変化しています。
なので、無理に若いころと同じやり方をする必要はありません。
ここからは、「しんどい家事」を「ゆる家事」にかえるステップを紹介していきます！
「ちゃんとしなきゃ」を手放すと、家事はもっとラクになる！
真面目な人ほど、「家事はこうあるべき」という固定観念に縛られがちです。
でも、その完璧主義こそが、あなたを苦しめている原因かもしれません。
- 毎日掃除機をかけなくても、週に1〜2回で十分。
- 洗濯物はたたまず、部屋干し用のカゴから着る日があってもいい。
- 夕食のおかずは、スーパーのお惣菜を一つ加えるだけでもOK。
などなど、家事の「合格ライン」を自分の中で少し下げてみてください。
最初は「これでいいのかな？」と不安になるかもしれませんが、あなたの心の余裕が一番大切です。
家事のハードルを下げれば、気分もグッとラクになりますよ。
「家事の見える化」でストレスを減らす
家事の「To Doリスト」を紙に書き出してみましょう。
書き出すことで、頭の中が整理され、「今日はここまでできればOK」と目標を立てやすくなります。
完璧にこなせなかった日も、「今日は洗濯物だけやったからよし！」と自分を褒めてあげてくださいね。
苦手な家事こそ道具に頼ろう！便利家電＆サービスで暮らしを快適に
家事は、がんばるものではなく「いかにラクをするか」を考えるゲームだと思ってください。
そのためには、便利な道具をどんどん頼ってしまいましょう。
- 食洗機
：毎食後の食器洗いの時間が、そのまま自由な時間になります。 - お掃除ロボット
：床掃除はロボットにお任せ。その間に休憩できます。 - 電気圧力鍋
：材料を入れてボタンを押すだけで、美味しい煮込み料理が完成。
コンロにつきっきりになる必要がありません。
家電を買い足すのは、少し高価に感じるかもしれません。
しかし、これらは家事の時間を劇的に減らし、あなたに心のゆとりを与えてくれます。
一気に道具をそろえるのは大変なので、一番苦手と思う家事を助けてくれるアイテムからそろえてみましょう。
未来の自分への投資だと思って、ぜひ検討してみてください。
「家事代行サービス」も選択肢に入れる
道具だけでなく、時には人の力を借りるのも賢い選択ですよ。
家事代行サービスは、プロが短時間で家事を効率よくこなしてくれるため、特に忙しい時期や体調がすぐれない時に頼ることで、心身ともに休むことができます。
まずは「お試しプラン」などを利用して、気軽に試してみるのもおすすめです。
あなたの誕生日に「家事代行サービス」をプレゼントとして、頼んでもらうのもステキです！
家事は“お願い”より“選択肢”が効く！家族とラクに分担するコツ
家事は、家族みんなが快適に暮らすためのもの。
なのに、なぜか一人で抱え込んでしまいがちです。
まずは、小さなことから家族に手伝ってもらいましょう。
「ねぇ、ゴミ出しお願いできる？」「お風呂、洗ってくれると助かるな」「食べ終わったお皿、シンクに入れておいてくれる？」
など、ちょっとしたことをお願いしてみましょう。
最初は戸惑うかもしれませんが、感謝の気持ちを言葉で伝えることを忘れずに。
「言わなくてもわかってほしい」と思う気持ちはわかりますが、まずは勇気を出して言葉にしてみましょう。
「ありがとう」の一言があるだけで、家族は気持ちよく手伝ってくれます。
とは言え、家族が何もしたくなさそうな雰囲気…ありますよね。
【ちょっとした工夫やルールであなたの負担が軽くなる】
選択肢を出して選ばせる
家事の分担やお手伝いではなく、ルールを決める
家族がやる気がなさそうなときは、いきなり「お風呂掃除して！」とお願いするよりも、
「ゴミ出しかお風呂掃除、どっちがいい？」って選択肢を出してみるのがおすすめです🌟
不思議なもので、「選べる」ってだけで、ちょっとやる気が出るんです。
しかも、お風呂掃除よりゴミ出しのほうが気軽に感じる人が多いので、「じゃあゴミ出しならやるよ」って流れになることも。
一度でも動いてくれたらラッキー！それが習慣になれば、こっちのものです✨
小さな成功体験が積み重なると、家事へのハードルも自然と下がっていきますよ。
子どもに家事を手伝ってもらうのは、ちょっと無理かもという場合は、ルールを決めましょう！
たとえば、「自分の部屋のゴミは、ゴミの日の前に各自で出しておくこと！」
というルールをひとつ決めるだけでも、あなたの手間がぐっと減って、気持ちにも余裕が生まれます。
ちょっとしたことだけど、こういう“自分でやる習慣”が家族に根づくと、「また私がやらなきゃ…」というストレスも減っていきますよ✨
一人で抱え込まないことで、家事のしんどさは半分以下になります。
まとめ：自分をいたわる「ゆる家事」で、もっと心地よく
50代からの家事は、「完璧にこなすこと」よりも「いかに心穏やかに過ごすか」が大切です。
- 完璧主義をやめる
- 便利な道具を頼る
- 家族を巻き込む
3つのステップで、肩の力を抜いて「ゆる家事」を楽しんでみませんか？
あなた自身がラクになれば、きっと家族みんなも笑顔になります。
